自分たちだけの注文住宅を建てるための注意点

>

注文住宅の基本を知って失敗しない建て方を!

自由に設計できる分、予算についても考慮

自分で好きな家を建てられる、これこそが注文住宅における大きなメリットだと思います。
自分の生活パターンや好きなもの、こだわりを家の中に取り入れられるため、正に他にはない唯一無二の家になるのです。
例えば、リビングには大きなソファとテレビを置きたいのでなるべく広くしたいとか、全体的な雰囲気をブルックリン調にしたいとか、家事部屋や書斎がほしいなど、ある程度の希望は叶えてもらえます。
しかし、夢が多ければ多い程、その分の予算も増えると思ってください。
デメリットとして上げられるのは予算が通常よりもかなり高くつくことです。建て売り住宅の良いところは、価格がすでに決まってあるという点になります。
その予算の範囲内で作られているのでオプションなどを付けない限りはそれ以上の値段になることはまずありません。
逆に注文住宅は全て出来あがってみないと値段がはっきり分からない、というデメリットがあります。

打合せでしっかりと意思表示を

そのため、注文住宅を作る際は業者との打ち合わせが重要になってきます。業者と客という立場ではありますが、ちょっとした認識のずれから大きなトラブルに発展することがよくあるのです。
意思疎通をできるのは打合せの時です。
電話などでコミュニケーションを取ることも必要ですが、まずは直接会って話し合うことが大切です。
業者の提案する内容だけを鵜呑みにしていては、どんどん予算が膨らんでいってしまいます。
まずはいくらの予算で家を建てたいのか、それ以上は絶対にオーバーできないことなどをきちんと伝えてください。
そのためには家の相場などを勉強する必要が出てきます。
完全な素人だと思われると業者側でろくな説明をせずに進められてしまうこともありますので、自分なりに住宅建築のことや予算のことなどは軽くでもいいので勉強しておくといいでしょう。